東武鉄道10000系

業平橋にて

10000系は、8000系にかわる後続車両として合計486両が製造された形式。
帝都高速度交通営団(現東京メトロ)で多用されたチョッパ制御を採用し、東急車輛、アルナ工機、富士重工が手掛けた。
この10000系のほかにも10030、10050、10080系などの多くのマイナーチェンジ車がありそれぞれに違いがある。
また、2.4.6.8.10両など多くの編成パターンにも対応し柔軟な運用をこなしているが新型車両の導入で押され運用が縮小されつつある。

東武ファンフェスタに展示された10000系。最近では更新工事が施さ
た修繕車が増えている。車内・外観ともに大きな変化な変化がある。
このときは、前面に日光線80周年記念のヘッドマークがつけられていた。

南栗橋車輌管区にて

10030系



10030系の初のマイナーチェンジ車で外観が大きく変化した。
主な変更点としては、台車が軽量のボルスタレル台車にそれとエアーコンプレッサーの形式変更等があげられる。
またこの形式は、支線区に残っていた3000系・3050系・3070系の置き換えにも従事した。

伊勢崎線北越谷〜大袋


10050系



10030系のからさらにマイナーチェンジした車両。
機器部等の細かな変更点がある。

伊勢崎線せんげん台

10080系



100系の導入を前に、VVVFインバータの試験を目的として製造された車両。
同車は4両固定編成のためラッシュ時を中心に10000系系列、30000系とともに連結されて運用につく。

南栗橋車輌管区